グローバル教育

グローバル社会を生き抜くためには、異なる文化や価値観、宗教などに対して理解と配慮をしながら発生した課題を“自分事”として捉える意識が必要です。前例のない課題に直面するそのときに備え本校では「英語教育」と「国際理解教育」の両面を磨くグローバル教育を実施しています

グローバル教育

多彩なグローバル教育プログラム

中高各学年で実施される海外研修・留学などの国際教育プログラムを統括する、国際教育学部を10年以上前から設置。研修対象の学校や研修内容を策定したり、保護者の方向けに留学・海外進学説明会を開催するなど、本校の国際教育プログラムはこのセク ションを中心に多彩なプログラムを展開しています。授業においては外国人英語講師による少人数での英会話授業でリスニング能力とスピーキング能力を習得し、さらに世界の歴史・文化・考え方を学びます。また、施設の標示をすべて英語で統一するなど、日常的に英語に触れる機会をつくりだしています。さらに、机上の教育活動に留まらず、海外研修旅行や語学研修プログラム、海外からの留学生やインバウンド(外国からの学生訪問)を通した国際交流を積極的に実施し、国際感覚を養います。

2021年度 高等学校国際教育プログラム(予定)


※海外研修旅行は国内研修旅行に変更。

4技能英語授業

「読む」「書く」「聞く」「話す」力を訓練するために、日本人英語教員と外国人英語講師が連携し、コミュニケーション英語・英語表現の授業を実施。大学受験も含めて、グローバル社会でも通用するアカデミックな「真の英語力」を養います。さらに、課外ゼミでは様々なテーマを設定し、そのテーマに基づいて英語によるディスカッション、ディベートを実施することで思考力も養成します。

GLOBAL COMPETENCE PROGRAM(GCP)

グローバルコンピテンスは「地球社会、グローバル社会そして異文化に関わる問題を考察し、他者の視点や世界観を理解し、その価値を認め、異文化の人々とオープンに適切かつ効果的なコミュニケーションをとり、共同体としてのグローバル社会の繁栄と持続可能な発展のために行動を起こす能力」を意味します。(PISA 2018 グローバルコンピテンスより)
オールイングリッシュで行われるこの授業では、自分や家族といった身近な問題から、世界規模の社会問題まで、多様で幅広いテーマについて段階的に学んでいきます。

まずは予習として、授業に必要な知識を、ICT教材を活用しながら習得します。授業では、仲間と協働しながら設定された課題の解決に向けて取り組みます。そして授業後は、学習成果を振り返り、新たな目標を設定します。
この予習・授業・振り返りのサイクルの中で、次の6つのコンピテンスを習得します。コミュニケーション手段としての実用的な語学力、異文化を理解する幅広い知識・教養、多角的な視点に基づいた高度な思考力、相手の考えを受け入れ相互に伝え合う力やホスピタリティの精神、世界をリードするグローバルな行動力。
GCPはこれからのグローバル社会で活躍し、成功するための揺るぎない強固な基盤をつくる、総合学習型のプログラムです。

オンライン英会話

1、2年次にはオンライン英会話授業を2週に1回実施。読む、聞くだけではなく、発信する(話す)英語力を鍛えます。また、希望者には長期休業中も含め、年間最大90回の授業が受講可能です。タブレットを通してのマンツーマンの授業は「逃げ場のない英会話」。スピーキング力、リスニング力およびコミュニケーション力を飛躍的に伸ばします。また英検やGTEC など英語外部試験のスコアアップにも大いに効果を発揮しています。

海外研修旅行(2年次必修)

  • グローバルクラス(普通科)・グローバル選抜クラス(普通科)

    オーストラリアまたはマレーシア・シンガポールの選択制です。どちらの研修も本校が掲げる「グローバル人材の育成」を目的とし、英語力だけでなく、異文化に柔軟に対応できるグローバル・コンピテンス(国際的な場で必要となる能力・力量)が備わります。オーストラリア研修では、広大なファームでホストファミリーとたくさんの生きた英語に触れながら、農作業や動物の世話など普段経験できない現地の実生活を体験します。

    ハーバード大学英語プログラム

    マレーシア・シンガポール研修では、「躍動するアジアの今」をシンガポールで体感。さらにマレーシアでは、日本とは全く異なる「農村体験」が待っています。そのほか、現地の高校生や大学生とフィールドトリップを行い、ディスカッションをしながら異なる価値観を認め合い、問題解決能力を身につけます。また、現地の企業訪問を通して、将来に対する「進路選択の幅を広げるきっかけ」を手にします。世界に目を向け、世界で活躍するためのスタートラインとして海外研修旅行を位置づけています。

  • 先端サイエンスクラス(理数科)

    先端サイエンスクラスでは、広く理工農学系の研究者・エンジニアや医歯薬看護医療系の臨床従事者をはじめ、既存の枠組みにとらわれることなく新しい価値を創造できる人材に求められる資質・能力を養います。これまでに、アメリカのフロリダにあるケネディ宇宙センターやオーランドサイエンスセンター、セントラルフロリダ大学などを訪問し、日本に無い大規模な宇宙開発の様子を見学するなど、国籍や人種にとらわれることなく多様な人々と交流し視野を広げるプログラムを展開してきました。

    ハーバード大学英語プログラム

    授業では、分野ごとの強みや立場を大切にしつつ、全体を見たときに発見される分野間の繋がりや分野同士の重なりを大切にしています。宇宙と地球、ヒトとモノが情報通信技術で繋がるようになり、これまで以上に多くのものごとに接するようになりました。こうして繋がったもの全体を大きなグローバル(スーパーグローバル)として捉えなおし、そうした世界をつくるために必要な専門性、情報処理能力、対話の能力を養います。併せて、まもなく到来しうる宇宙での共同生活まで見据え、人間固有の良心を育てるための学びの場を設けます。

希望制プログラム

英会話ゼミ

日常生活など身近なものから政治や経済など少し難しい社会的なテーマまで、英語でディスカッションやディベートを行う外国人英語講師主導によるゼミを開講。英語を通じて物事を多角的に考え、ロジカルに英語で表現・議論をすることをができるようになることをめざしています。

外部英語検定試験対策

英語科教員の主導により、英検やTEAPなどの外部英語検定試験に対応するゼミを放課後に開講。より高いスコアでの合格をめざし、ライティング指導や面接対策などを実施しています。

ハーバード英語研修(1・2年生の希望者)

ハーバード大学の学生と本校で3 日間の研修を行います。少人数で行う英語でのディスカッションやディベートを通して、SDGs をはじめとする世界の諸問題について考えを深めます。英語はもちろんハーバード生ならではの世界観や考え方に触れることで、学習に対する姿勢や表現力、多角的な視点を身につけることができます。

  • ハーバード大学英語プログラム
  • ハーバード大学英語プログラム

TGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)1日研修(1・2年生の希望者)

体験型英語教育施設(TOKYO GLOBAL GATEWAY)にて行う、国内での1日英語体験学習。少人数のグループに1名のイングリッシュ・スピーカー(エージェント)が付き添い、オール・イングリッシュの環境を体験します。更に国際機関や企業、海外の団体等と連携した様々なプログラムを通じて、社会や経済の動態、ダイバーシティを肌で感じることができます。

English Spring School(1・2年生の希望者)

国内の宿泊施設を利用して2泊3日で実施。外国人英語講師と過ごしながら、英語のディスカッションやプレゼンテーションなど実践的な英会話を学ぶ短期集中のプログラムです。習熟度別にクラス分けを行うため、自分の習得レベルにあったカリキュラムを少人数のクラスで学ぶことができます。

UCLA英語研修(1・2年生の希望者)

アメリカの名門カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で各国からの留学生と同じ寮で過ごしながら英語漬けの生活を送ります。英語の授業以外でも、朝から晩まで世界各国からの留学生と生活をともにすることで、表現方法や多様な物の見方、問題解決能力などを身につけることができます。また、夜の授業ではUCLA の学生とさまざまなテーマについてディスカッションを行いながら、世界レベルのアカデミックな授業を体感することができます。

  • バークレー夏季英語語学研修
  • バークレー夏季英語語学研修

留学・海外大学への進学をサポート

国際教育部が主体となり、留学や海外大学への進学を希望する生徒に対してカウンセリングを実施したり、希望するプログラムに沿った情報提供を行うなどのサポートを実施。さらに留学中の生徒に対しても定期的にコンタクトを取り、メンタル面も含めたフォローを行います。

海外留学・進学説明会

生徒、保護者を対象とした説明会を年2~3回実施。専門家や実際に海外に進学した卒業生が講師となり、国ごとに異なる試験制度や必要な語学力のレベル、費用などを具体的に説明します。

ターム留学(1・2年生の希望者)

約3ヶ月、現地高校での学習とホームステイ先の家庭生活を通じて異文化に触れ、そこから派生する問題を自分の力で解決する能力と実践的な英語力と共に自立した行動力を養います。

年間留学(1~3年生の希望者)

約1年間、現地高校での学習とホームステイ先の家庭生活を通じて異文化を体験し、国際人としての視野と実践的な英語力と共に自立した思考力、主体的な行動力を養います。

留学単位認定制度

留学中の単位を30単位まで本校の単位として認定し、帰国後の次学年進級を認めています。

海外大学協定校制度

海外大学への協定校推薦制度を導入。生徒の進路希望が海外大学にある場合、よりスムーズに進学することができるサポート体制を整えています。海外の大学には日本で学べない分野も数多くあり、生徒の様々な希望に応えられるよう、進路指導部と連携しながら生徒に寄り添った進路指導を行っています。

《海外協定校》
 University of St. Andrews (セント・アンドリュース大学 スコットランド)
 Bangor University (バンガー大学 イギリス)
 San Francisco State University (サンフランシスコ州立大学 アメリカ)
 University of Sydney (シドニー大学 オーストラリア)