進学教育

進学教育

自ら切り拓く力と、適切な進路指導で、目標とする大学の現役合格へ

近年とかく「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」の重要性が強調されますが、社会がどのように変化しても学問の本質は不変です。それは蓄積された知識を土台とし、思考力を用いて一つひとつ推論、探究することで事理を解明していくことに他なりません。本校では、様々な活動を通して、生徒の思考力を磨くことに注力しています。
進路指導という観点では、中学・高校という最も多感な時期に、高校入試に縛られることなく生活できるメリットを最大限に活かし、腰を据えてキャリア教育や学習に取り組むことができます。本校に入学するほとんどの生徒が、最終的には難関大学への進学を希望しますので、「進学力」という言葉を大事にしてきました。本校が定義する進学力とは、単に大学に合格できる能力ではなく「自己の将来を切り拓く力」です。その力とは、膨大な情報から何が重要かを主体的に判断し、自ら問いを立ててその解決を目指し、他者と協働しながら新たな価値を生み
出していく力です。
合格写真

効率的なカリキュラム・指導システム

生徒にとって大学進学は当面の目標であり、将来の大きな目標への第一歩といえるでしょう。本校は進学校として、難関大学への現役合格を可能とする独自の効率的なカリキュラム・指導システムが完成しており、生徒の能力・個性・適性を十分に考慮し、的確な学習・進学指導を展開しています。
カリキュラムに関しては、中学3年間の主要3教科の週あたりの授業時間は、英語が18.5時間(公立11 時間)、数学18時間(公立11 時間)、国語15時間(公立11 時間)。主要科目に多くの時間を割り当て無理なくきちんと基礎学力を定着させた上で、中学3年からは応用力養成期間に入り、高校の学習内容を先取りした授業も始まります。

2022年度カリキュラム予定(標準授業時数との週あたりの授業時数比較)

習熟度別授業

生徒の能力・個性・適性を磨くカリキュラムや効率的な学習指導を実施してします。授業で使用する教科書は生徒の学力向上に効果的であるかを充分に吟味して採択。教科書以外の資料集や問題集をはじめとする副教材を併用して知識や技能を磨き、中高の6年間で年間で大学入試問題に挑める学力を養います。
高校2年生までは、全員が文系理系の区別なく、多くの科目をしっかり学ぶので、国公立大学の受験にも対応した教育課程といえます。また、高校から入学した生徒と互いに切磋琢磨する機会を設けることで、学びに向かう意欲と姿勢を後押しします。同時に、中学から入学する生徒が先取り学習を行っている数学・英語に関しては、習熟度による分割授業を展開します。授業をホームルームクラス単位ではなく、授業の進度によって2クラスを2~3分割して対応し、手厚く指導します。後半になり、授業進度が一致したところで、改めて授業クラスを改編し、完全に実力別の分割授業へと転換。互いに競い合うことで、より一層の学力向上をはかります。

S時限確認テスト

前の週に行った授業内容の定着と家庭での学習を習慣づけることを目的に週3日、授業開始前を「S時限」として定め、基礎学力を養う国語・英語・数学の確認テストを実施。合格点に満たない生徒については、"分からないことを、分からないままにしない"よう、個別の補習や再テストなど丁寧な指導を行います。

情報教育

情報教育の一環として、中学1年では、パソコンの基礎操作や活用の指導を行っています。単にパソコンの使い方を学ぶのではなく、課題や目的に応じた情報を収集し、適切に活用・伝達する力の育成を目的としています。また、2017年度入学生から全生徒がタブレットをもち、学校はもちろん自宅でも学べる環境を整えています。

ビブリオバトル

教養を深めるため、本校では年間100冊以上の読書を推奨しています。生徒自身が自主的に本に触れられるよう、自身のお気にいりの本を紹介するビブリオバトルを実施しています。クラス代表となった生徒は、全校生徒の前で発表するため、プレゼンテーション能力も鍛えられます。

課外ゼミ

中学1・2年では、英語の総合力を高めるゼミを開講。中学3年からは、中学の授業では扱わない高度な内容や、幅広い知識を学びたい生徒のためのゼミを実施しています。
高校では年間約150講座以上の課外ゼミを開講しており、高校1・2年では、基礎力・応用力を養成するゼミ、高校3年では大学受験のためのゼミが主要5教科基礎から応用まで様々なレベルで開講されています。例えば、教科書レベルの基礎を再確認するものから、東大数学の基礎や英語の英作文対策、医学部小論文対策、大学入試予想問題等を解く実践形式のものまで、目的に応じて自由に選択して受講することができます。

高等学校の課外ゼミについて

ゼミの種類 開講時期 高3対象開講数
通年ゼミ 年間を通じて放課後に行われるゼミ
1回1〜2時間で年間20回程度
17
夏季ゼミ 夏季休業中に行われるゼミ
1講座1日1〜2時間で5日間
1ターム:7月下旬 23
2ターム:8月上旬 16
3ターム:8月下旬 21
冬季ゼミ 冬季休業中に行われるゼミ
1講座1日1〜2時間で5日間
1ターム:12月上旬 23
2ターム:12月中旬 9
大学入試直前ゼミ 1月の大学入試直前に行われるゼミ
1講座1日1〜2時間で5日間
1月下旬 22
春季ゼミ 3月の考査試験後に行われるゼミ
1講座1日1〜2時間で5日間
3月中旬〜下旬 36
 (2年→3年)

生徒学習支援情報共有システム

学習支援のための情報共有システムを導入。最新の大学入試情報や大学説明会で入手した情報を蓄積。また、詳細に分析した生徒個人の模試データなどと照合しながら、個人面談や保護者面談などを通して、効率的にフィードバックします。また、各学年の担当教員とも連携し、個別の学習計画を生徒一人ひとりに対し、オーダーメイドで作成。画一的な内容ではなく、一人ひとりにあった計画を作成し、進路実現へ導きます。

応用力養成 教員

学習サポートセンター

毎日の家庭学習を、放課後に『学校内で完結』させる自学自習システムとして、I・I・YOU内に設置しています。個人別時間割(学習計画)の作成により、授業の予習・復習のフォローやチューターによる質問対応、定期テスト対策等のサービスを受けることができます。また、高校生は放課後20時近くまで自習室としての利用も可能です。(学習サポートセンターを利用する場合、別途利用料が必要です。)

自習室

  • 進学情報センター

    進学校としての文理の中枢に当たる場所です。ここには大学の最新パンフレットや入試過去問題集(赤本)など、受験に関するあらゆる情報が揃っています。自習はもちろん、進路指導部の教員が将来の進路から受験勉強のやり方、実際の受験校の選定まで、さまざまな相談に応じています。

  • 図書館

    図書館には赤本や問題集なども含め、中学校は3万冊、高等学校は6万冊の蔵書を誇り、生徒の興味や学びを広げる環境が整っています。

  • 新狭山BEAR'Sイノベーションセンター

    新狭山駅北口徒歩2分の場所にある高校生専用の自習室。最終下校後の学習スペースとして夜10時まで利用できます。静かに勉強できるスペースは、生徒たちの向学心を充分満足させる環境です。

西武学園文理中学のシンボルマークBEAR 中学

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