人間教育

機械に置き換えることのできない、人間本来の能力を開花させる

社会が求めるのは「人間力」であり、自ら問いや課題を設定し、合意形成ができる能力です。また、大学入試では、基本知識に加えそうした学力観も求められます。文理ではこれらの習得をめざします。

人間教育科

自ら課題と向き合い、主体的に問題を解決する力を養う

PBL型総合学習(課題解決型学習)

実社会での取り組みを体験することで、現在学んでいる教科との関連性に気づき「学ぶ意義」をつかむ課題解決型学習を導入。各分野の第一線で活躍する方や大学生ボランティアがグループワークに参加するので、生徒の視野が広い世界へと広がります。チームワークやコミュニケーション力、プレゼン力など机上では学びにくいスキルを磨きます。具体的には、外部連携プログラムを実施。学外の多様な人々との交流は自分の将来を見つめるよい機会になることから、多くの大学や企業と交流をはかっています。毎年数多く開催されている講演会では、生徒たちが「なぜ学ぶのか」を考え、人生の目標を定め、社会への意識を高めます。文化、科学、スポーツ、医療などさまざまな分野の方々から現場の話を伺うことで、生徒の意識を喚起します。

ライフプランニング

将来の目標を探るため自分史を作成。過去の体験や経験を探ることで、将来めざしたいものを発見し、その目標に向かって前進させていくプログラムです。

ストーリー・メイキング

未来の自分像や、大学・学部の志望理由などについて、長い日数・時間をかけて面談を行います。過去の体験・経験から探り、最終的に志望理由書を作成します。

AO入試対策講座

進路指導部による特別講座です。1学期に数回、3年生を対象に志望理由書の作成の仕方、面接講座などAO入試攻略のための講座を実施します。

受験レポート・データ

卒業生の受験報告書をもとに、受験生の同大学同学部の小論文や面接などの試験対策を講じます。

グループ実習

文理では、グループ実習を多くの場面で取り入れています。たとえば、理数科先端科学講座のひとつロボット講習では、マイクロソフトとベネッセコーポレーションが研究・開発した教材を活用し、グループで4足歩行ロボットを組み立て、プログラミングでそのロボットを動かします。プロの開発者のテクノロジーに触れることにより、実践的なスキルを習得できるだけでなく、チームワークやリーダーシップ、最終的には成果を発表する機会を設けることでプレゼンテーション力やコミュニケーション力も培うことができます。ベネッセコーポレーション主催のコンテストに平成21年から本校代表チームが出場し、これまで3回優勝するなど毎年優秀な成績を収めています。

ノーベル賞受賞者特別講演

日本と世界に貢献するグローバルエリートをめざす文理生。その”高き志”の実現に向けて、ノーベル賞を受賞された先生方をお招きした特別講演会を開催。外部の講演会にも積極的に参加しています。下記は講師の一例です。

生理学・医学賞 利根川進先生(マサチューセッツ工科大学教授)
物理学賞 小柴昌俊先生(東京大学特別栄誉教授)
化学賞 鈴木章先生(北海道大学名誉教授)
化学賞 白川英樹先生(筑波大学名誉教授)
物理学賞 小林誠先生(名古屋大学特別教授)

理数科 理化学研究所研修

理化学研究所は日本唯一の自然科学の総合研究所。物理学、工学、化学、計算科学、生物学、医科学など広い分野で研究を行うこの研究所を1・2年生の4月下旬に訪問し、自分の将来の方向性を考える一助とします。

理数科 つくばサイエンスツアー

1年生の7月中旬に、筑波研究学園都市を1泊2日で訪問。物質・材料研究機構、産業技術総合研究所、筑波宇宙センター、理化学研究所筑波研究所などを見学し、先端科学技術開発の最前線に触れます。

理数科 つくばサイエンスツアー 理数科 つくばサイエンスツアー

人間として大切な真、善、美の心を育てる

キャンパスは彫刻の森

文理のキャンパスには、具象彫刻では、柳原義達、加藤昭男、朝倉響子、抽象彫刻では建畠覚造、新宮晋、土谷武といった近代彫刻を代表する作家の彫刻作品が40基点在しています。これは「一流の作品に若いうちから接することにより感性豊かな人間に育ってほしい」という佐藤理事長の願いと、「彫刻は見るだけでなく、触れたり、あるいは腰掛けたりして、その中で何かを感じてもらいたい」という彫刻家の言葉から、校内にさりげなく配置され、生徒たちに親しまれています。

キャンパスは彫刻の森

茶道講習会

情操教育の一環として、茶道講習会を行っています。日本の伝統文化を正しく身につけ、日本人としての挨拶や箸の持ち方などの礼儀作法を学ぶことが、人格形成に資すると考えているからです。また、国際教育の一環として行われる海外研修や語学研修で伝統文化を紹介できるようになることも目的の一つです。

茶道講習会

オアシス運動

学園生活はオアシス運動から始まります。

報告・連絡・相談を育てよう
オアシス

芸術鑑賞

邦楽、狂言、落語などの古典芸能から、クラシック演奏会、中国芸能まで、幅広い分野にわたる優れた芸術に触れることで、豊かで美的な情操を育みます。また、3年生は歌舞伎を鑑賞し、日本の伝統美を肌で味わうことができます。

芸術鑑賞

体育祭・創作ダンス

音楽や絵画などの芸術とともに、情操を養うのに役立つのが踊りなどの身体表現です。本校の体育祭では、2年生女子が旗体操で一糸乱れぬ息を合わせての演技を披露します。また女子は、中学1年から高校2年までの全員が体育の授業の一環として創作ダンスに取り組んでおり、構成から衣装の作成まで創意工夫に満ちたダンスを発表します。

体育祭・創作ダンス