Leader’s Interview ~陸上競技部 部長 早坂 伊織~

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1分1秒でも速く、
1㎝1㎜でも遠く、高く

陸上競技部
部長 早坂 伊織 さん

――早坂さんが陸上競技部に入部したきっかけは何ですか。
 
早坂:中学時代から陸上部に所属していたのですが、あるとき、中学の先輩から「西武文理で陸上競技部の体験会を開催するからぜひ来いよ」と熱い勧誘を受けまして。実際に行ってみたら、クラブの雰囲気がとてもよくて、すぐに「ここで走ってみたい」と思うようになりました。

――陸上競技部の活動について、具体的に教えて下さい。

早坂:陸上競技部は、種目によって大きく2つに分かれています。1つは短距離、跳躍、投擲のチーム。もう1つが中長距離のチームです。現在は、それぞれ20人くらいの部員が登録しているので、陸上競技部としてはマネージャーを含め40人くらいの部員がいることになります。どちらのチームも、春から夏にかけてトラックシーズンがあり、それに向けて練習します。
 
僕が所属する中長距離のチームは、トラックシーズン以外に、11月に行われる駅伝大会に向けての練習も行います。陸上競技部は専用グラウンドがあるので、贅沢だなって思います。本当にありがたいです。練習は、週6日。みんな向上心があり、朝練にも熱心に参加しています。
昨年度は、「男子やり投げ」「男子100m・200m」で全国大会出場、また「女子円盤投げ」「男子駅伝」で関東大会出場という成果を上げました。ニューイヤー駅伝や箱根駅伝でも、先輩たちが頑張っているので、クラブ全体の士気も上がっています。

――陸上競技部には、チームポリシーやスローガンはありますか。

早坂:モットーは「他人に勝つ前に己に克て」です。自分に勝って、とにかく1分1秒でも速く、1㎝1㎜でも遠く、高く。このために毎日練習しています。もちろん、記録を残すことだけではなく、人間として成長することも、陸上競技部として掲げています。

――早坂さん自身が、リーダーとして一番楽しいのはどんなときですか。
 
早坂:個人の記録ももちろん大切にしていますが、やっぱりチームのメンバーが良い結果を出したときは、「自分が作り上げたチームでここまで来られた」という達成感をありますね。本当にうれしいです。

――リーダーとして大変なのはどんなときですか。どうやって乗り越えますか。

早坂:自分がチームを背負っているという自覚は常に持っているので、それ相応の責任感、そして不安感に押しつぶされそうになることはあります。そんなときは、一度チームのメンバーたちの顔を見ることで、「自分は一人じゃない」と安心することができます。

――陸上競技部の目標を教えて下さい。
 
早坂:トラックでは関東大会、全国大会に出場すること。駅伝は、県大会で3位以上の成績を上げ、関東大会に出場すること。確実にステップアップして、来年は駅伝でも全国大会に出場できるよう、全員で頑張りたいと思います。

――早坂さんにとって陸上競技とは何ですか?
 
早坂:自分を高められる場であり、自分たちのチームがある唯一の居場所です。陸上競技部では、自分が成長できるのはもちろんのこと、仲間たちとともに困難を乗り越えることができます。

――ありがとうございました。最後に文理高校の受験を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
 
早坂:高校生活は、皆さんが思っている何倍も短く、何十倍も楽しいです!でも、どれだけ充実した高校生活を送れるかは皆さんの行動次第です。部活も勉強も全力でサポートしてくれる西武文理で最高の高校生活を送ってください。