12月14日(火)3、4限に、埼玉医科大学医療人育成支援センター・地域医学推進センター助教の高橋幸子先生をお招きし、高校1年生を対象にした「性教育講座」が行われました。

高橋先生は、性を「体の性」「心の性」「好きになる人の性」「表現する性」の4つの側面からとらえ、そのどれもが自分で決められるものであること、そして、人生を豊かにするためにも「性」に関する正しい知識が必要であることを生徒たちに語りかけました。

「子供たちが生きていくうえで性教育は必要である」と頭では分かっていても、家庭はもとより学校教育の中でも、なかなか伝えることが難しいのが現実です。しかし一方で、インターネットをはじめとするさまざまなメディアを通じて、生徒たちはあらゆる情報にアクセスすることができます。誤情報に惑わされ、身を危険にさらすことさえあります。

伝えなければならない大切なことだけど、私たちが長く口を閉ざしてきたこと。

高橋先生は、そんなジレンマを感じさせることなく、会場に集まった300人の生徒、保護者、教員に、「性」に関する正しい知識を分かりやすく、ユーモアたっぷりにお話し下さいました。会場には、時に笑い声が起こり、時にしんとした静寂が訪れました。生徒たちも先生のお話に引き込まれていました。

高橋先生は、「性は生であり、自分の性は自分で決められる」と言います。
SRHR(セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)「性と生殖に関する健康と権利」に基づいて、誰もが自分の人生を選択できるのだと断言します。

高橋先生は講演の中で一度も「こうしなければならない」「こうあらねばならない」という言い方をしませんでした。人の性にはそれぞれにあった形があり、ペースがある。それでいい。今日の講演は、どこを切っても「豊かな人生への希望」と「相手に対する思いやり」に溢れていました。


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