平和と命の尊さを学んだ「人権講話」

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2月5日(火)、高校2年生を対象とした被爆体験者講話を実施しました。
本講演では広島での被爆を体験された中島 寿々江さんをお招きし、戦争の悲惨さと平和について講演をしていただきました。
教科書には載っていない実体験に基づいた中島さんの話に、生徒たちは真剣に耳を傾け、改めて戦争の恐ろしさと、命と平和の尊さを実感することができました。

 生徒の感想(一部) 

原爆を体験したことのある方のお話を聞くのは初めてでした。沢山の辛いことを乗り越えてきた中島さんのお話だからこそ原爆の恐ろしさや原爆を二度と使用してはいけないのだと感じました。中島さんの、これからの日本を背負う人たちへ核兵器の恐ろしさを伝えたいという熱い気持ちが感じられ、私たちが伝えていかないといけないのだなと感じました。沢山の写真を見せて頂き、中でも男の子の焼け死んでしまっている写真が衝撃的でした。命の重さ・尊さを感じ、命を大事にしていこうと改めて感じました。
 
テレビのニュースで聞く原爆の話は、被爆した人一人にフォーカスすることはなく、何となく他人事のように感じていました。直接経験された方に話して頂くと、原爆の悲痛さをその比でなく感じました。原爆で亡くなった方のもう聞くことの出来ない悔しさを中島さんが代弁してくれました。浮かんだままの被爆者の魂を弔うために、自分たちはこの事実を忘れないことしか出来ません。
 
今の平和な日本からは想像出来ない事ばかりで驚きました。とても心が痛くなるようなお話でした。もし、自分がその時代、その立場だったら、辛くて恐ろしくてたまらないと思います。中島さんのいとこたちのお話を聞いて原爆はすぐに被害が出なくても、時間が経ってから病気になってしまうと考えると、本当にあってはならないと思いました。死ぬのは辛くて悲しいことだけれど残された人もその何倍も辛いと思います。その思い出したくない過去の話をして下さった中島さんに本当に感謝したいです。これから先、平和が続くように自分より下の代に伝えたいです。二度と戦争が起こらないようにしたいです。昔、ひめゆりの塔に行った時、地上戦の恐ろしさを知りました。原爆だけでなく、地上戦も本当に恐ろしいことだと思います。本当に戦争はあってはならないと思います。
 
初めて広島原爆のお話を詳しく聞きましたが、想像を絶するものでした。中島さんのお話する一言一言全てが本当に大切なものなのだと改めて強く感じました。命は助かりましたが、その後の放射能による病気、沢山の大切な人を失った心の辛さは一生消えないものです。それほど辛いのに私たちにお話してくれたからこそ、私たちもこの話を一生忘れず後世に残していかなければいけないと思います。何度も辛そうにお話する中島さんを見るとこちらまで心が苦しく辛い思いになりました。何度か学校の授業で広島原爆を勉強しましたが、こんなに辛い現実を授業で少し習うだけでは本当の事実を知ることが出来ないのだと分かりました。原爆、そして戦争というものは絶対に繰り返してはいけないと強く感じました。中島さんがこの先、幸せに暮らしていけることを願っています。本当にありがとうございました。
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