【高3】芸術鑑賞2025_7月大歌舞伎を実施しました

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 7月16日(水)、歌舞伎座にて高校3年生の芸術鑑賞2025を実施しました。現在上演中の歌舞伎新十八番4題は、市川團十郎氏、市川右團次氏、坂東已之助氏、松本幸四郎氏という豪華な顔ぶれで上演されました。
 この歌舞伎の鑑賞にあたり、7月10日(木)に本校BSホールにて歌舞伎脚本家松岡亮氏による事前学習(講演会)も実施しました。講演会では、歌舞伎の起源や「かぶく」の語源、江戸の芝居町の様子、花道・隈取・女形といった演出の特徴、今回の演目の見どころをお話しいただきました。さらに松岡氏が書いた脚本にて現在新橋演舞場で上演されている『刀剣乱舞』との現代的なコラボの裏側など、伝統と革新の両面から歌舞伎の魅力を分かりやすく紹介いただきました。

 今回の7月大歌舞伎本番での鑑賞は、歌舞伎座の2階を貸切にし、保護者の皆さまにもご参加いただける形式として実施しました。「本物は違う」この言葉に尽きるような素晴らしい演目に、生徒たちも想像以上だったようで「良かった」「感動した」と会場で口々に感想を言っていました。芸術鑑賞2025は『歌舞伎座×西武文理』として進めています。高校1年・2年生についても12月に歌舞伎座での実施を予定しております。

【生徒の感想】
・素敵な歌舞伎を見せていただいて本当にありがとうございました!歌舞伎を見たのが小学生ぶりで、今回は松岡さんに事前に歌舞伎に関する知識を教えていただいてから見たので、本当に楽しみながら観ることができました。市川右團次さんをはじめとする市川團十郎さん、松本幸四郎さんなど、テレビで見てた方だ!と思い感動しました。第三幕の「高時」では天狗が舞っているシーンがとても印象的で面白かったです。坂東さんのアクロバットなシーンも驚きました。團十郎さんの女形の描写はすごく印象的で、女らしさという再現が本当に上手で生で見れて感動しました。そして、紅葉狩りでは團十郎さんのお子さんの、市川ぼたんさんの優雅で美しい舞や市川新之助さんの力強い山神を実際に観ることができて嬉しかったです。本当に1日楽しくて、素敵なものを本当にありがとうございました。またいつか必ず歌舞伎座に足を運びに行きます!

・技術的なことについての知識は乏しく、ただただ圧倒されるばかりでしたが、江戸時代から続く日本を代表する文化のひとつを実際に体験させていただくという大変貴重な機会となりました。 また、文化としての歌舞伎だけでなく、娯楽としての歌舞伎が、現代の私たちにとっても十分に楽しめるものであると感じました。 さらに、歌舞伎をはじめとした日本の多くの文化を絶やすことなく忠実に未来へと継承していくことが、私たち現代人の使命であるとも強く感じました。

 

 
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