中高生探究コンテスト、ファイナル進出!

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全国の中高生が探究活動の発表を行い、競い合う「中高生探究コンテスト」。
セミファイナルまで進んだ、高校2年G5組土谷朱乃さんのグループが、見事ファイナリストに選ばれ、2月25日(土)に開催されたオンライン審査で最終プレゼンを行いました。惜しくも、最優秀賞、優秀賞は逃しましたが、全国から参加した1300以上の探究活動の中でベスト5に入る快挙を成し遂げました。

発表待ちの様子


探究グループのメンバー全員からコメントをいただきましたので紹介します。
 
2年G1組 岩下 海輝くん
「2年間の探究活動を通して、狭山市の魅力を見つけることができました。狭山市の人たちはとても優しく接してくれたので、良かったです。他の人たちの探究もすごいなと思いました。楽しく探究活動ができて良かったです。」
 
2年G2組 鈴木 彰二くん
「2年間の探究活動を通して追求することや、物事を深く考えるということの楽しさを学べました。また、この活動には多くの人の協力がありました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、このメンバーで活動できて良かったです。」
 
2年G5組 土谷 朱乃さん
「私は探究活動を通して、たくさんの狭山市関係者の方や先生方に協力していただき、人と人との繋がりや温かさを実感しました。そして、この4人だったからこそ、ここまでプロジェクトを実行し、全国コンテストに出場することができました。協力してくださった方々、ありがとうございました。とても楽しかったです!」
 
2年G7組 佐藤 愛さん
「この活動を通して、狭山市の魅力を知ることができたし、1から何かを作り出すことの難しさ、楽しさを知ることができました。また、絵本の制作や全国コンテストに出場するなど、貴重な体験がたくさんできました。残念ながら、賞をとることはできませんでしたが、本当に楽しかったです!応援、協力してくださった皆さん、ありがとうございました!このメンバーで探究活動ができて良かったです!」
 
土谷さんのグループが制作した絵本『おりぴぃのほしは どこいった?』は、狭山市の公式イメージキャラクター「おりぴぃ」が、狭山市内を歩きながら公共の施設や名産物、イベントを紹介するというストーリー。動物園や博物館、お菓子屋さんにお茶屋さん、関東三大七夕祭りの1つでもある入間川七夕祭りも紹介されています。
『おりぴぃのほしは どこいった?』は、この後市内の保育所を中心におよそ200冊が配布される予定です。小さな子どもたちが、地元狭山の魅力を知り、世界を広げるきっかけになってくれることを祈っています。

リハーサルの様子


 
最後にもう1つ。
 
2月17日(木)には「中高生探究コンテスト」の結果発表に先立ち、1、2年生の探究合同交流会が行われました。2年生が取り組んだ探究の成果について、1年生が個人あるいはグループで質問。2年生はブースにやってきた1年生に丁寧に対応していました。
コロナとともに始まった「文理探究~Bunri Inquiry~」。試行錯誤しながらも、少しずつ成果が見えてきました。その陰では、先輩から後輩へと「考えるヒント」が手渡されています。
 
来年度の探究活動にもご期待ください!

探究合同交流の様子