2学期 終業式が行われました

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12月24日(火)、2学期の終業式が行われました。
また、輝かしい成績を残した生徒への各種表彰も行われました。

柴田誠 高等学校長 挨拶(全文)

おはようございます。今日で2学期を終了いたします。様々な行事を展開した2学期でした。文理祭では、多くのお客様をもてなしてくれました。また部活動では3年生の引退後2年生が先頭に立ち、西武文理の名前を背負って新人戦などで、日頃の努力の成果を出してくれました。それぞれの部活がよく頑張ってくれました。

今年は「令和」が始まり、数十年に一度の歴史的にも貴重な「即位礼正殿の儀」が執り行われました。世界中から183ヶ国もの国から元首達が来日しました。その国の数が多いことが、日本という国の国際社会での地位が高いことを物語っています。また災害ですが、これも数十年に一度の大型台風19号の直撃を受けました。皆さんの日頃の行いが良いせいか、入間川も本校には越水しませんでした。被害がなくて良かったです。

私も着任してから、8ヶ月目となり、皆さんや先生方の様子も分かってきました。本校の強みは「ホスピタリティ精神」、「人を思いやる心」です。先生方も接遇力が高く、お客様のお見送りも丁寧ですし、他人の靴でも乱れていればさっと整えてくださいます。生徒の中にも心遣いが出来る人が多くいます。私は、生徒諸君を大人扱いできることを知り、とても嬉しく思いました。自分のことだけでなく、人の気持ちを慮り、人の面倒をみることができるのです。行事での自主的な行動や、部活での後輩指導、また学校説明会などの手伝いなどもその典型的な場面です。とても頼もしく思いました。

西武文理の全ての生徒は、紳士・淑女でなければなりません。周りの人の気持ちを感じ取る力を高めてください。人間関係を作り出し継続させる力は、全員に必要です。相手が大人であっても、必要ならば助けられるようになってください。自分のことだけでなく、他人のことを気遣うようにならなければ、大人にはなれません。西武文理の皆さんには細やかな思いやりと、逞しく正々堂々と、成長して欲しいと願っています。

年が替わります。いよいよ東京2020、オリンピックです。世界206ヵ国が参加予定です。過去29回の夏季大会のうち、2回以上の開催都市は、アテネ、ロンドン、ローマ、ロサンゼルス、そして東京の5都市だけです。まだ開催地となれない国がたくさんあることも、若い皆さんは知っておかなければなりませんね。新たな時代の幕開けです。新年には、新たな志を胸に掲げて、元気に登校してきてください。

よいお年をお迎えください。